店舗ごとのExcelを、全店で使える売上・仕入管理システムへ
数十店舗を展開する園芸・ガーデン関連の会社で、店舗ごとのExcelで行っていた売上・仕入の管理を、スプレッドシートを使った仕組みに移しました。全店の数字をリアルタイムで一元管理でき、昨対や前年の天気もすぐに確かめられます。
ご相談の内容
鹿児島県内で数十店舗を展開する園芸・ガーデン関連の会社では、各店舗の皆さんが売上や仕入をExcelで丁寧に記録し、本部がそれを集めて全体の数字をまとめていました。
店舗が増え、扱う商品も広がるなかで、次のようなことができる仕組みを求めていました。
- 全店の売上・仕入を、本部ですぐに確かめたい
- 前年と比べた動きを、その場で確かめたい
- 天候に左右されやすい商品の動きを、天気と合わせて見たい
- 店舗ごとに異なる取り扱い商品や分野に合わせて、入力の形を変えたい
- 本部でまとめて仕入れる商品も、同じ仕組みで管理したい
最初にしたこと:慣れた操作を活かせる道具を選ぶ
店舗の皆さんは、毎日の記録をExcelで続けてきました。まったく新しいソフトに切り替えると、操作を覚え直す負担が大きくなります。
そこで、Excelに近い操作で使えて、全店が同じデータを同時に扱えるGoogleスプレッドシートを土台に選びました。入力する人の手間はこれまでと大きく変えず、集計と共有の部分を仕組みに任せる考え方です。

つくったもの
店舗で入力する画面
- 日々の売上・仕入を入力すると、そのまま本部の集計に反映
- 商品や分類などのマスタをもとに、各店舗の取り扱いに合わせた入力シートを設定画面から自動で生成
- 店舗の取り扱い商品や分野が変わっても、設定を変えるだけで入力画面を作り直せる
本部で見る画面
- 全店の売上・仕入を、リアルタイムで一覧
- 前年の同じ日・同じ月の数字を自動で並べて表示し、昨対がすぐ分かる
- 前年の同じ日の天気も表示し、天候による売れ行きの違いを読み取れる
- 本部一括仕入れにも対応し、まとめて仕入れた商品も店舗の仕入と同じ表で管理
安心して使うための工夫
- 店舗ごとに、見られる範囲と入力できる範囲を分ける
- 変更の履歴が残るので、いつ誰が直したかをあとから確かめられる
- インターネットにつながる環境なら、店舗でも本部でも同じ画面を使える
進め方
- 各店舗のExcelの項目と、本部での集計方法を確認
- 全店で共通の入力の形を決定
- 一部の店舗で試し、ご意見をもとに調整
- 全店へ展開
導入後
各店舗で入力した数字が、そのまま本部に集まるようになりました。本部では、全店の状況を前年の数字や天気と合わせて、リアルタイムで確かめられます。
同じようなお困りごとはありませんか
店舗ごと、担当者ごとに分かれている数字も、今の道具を活かしながら一つにまとめられることがあります。複数の拠点をお持ちの会社や、集計の手間を減らしたい方は、お気軽にご相談ください。